NaraKoto

奈良から関東に移り住んで早数年。外部目線でもう一度奈良を見直し、紹介します。

奈良の方言1

関西圏は基本的に関西弁を話します。

ただ、関西圏以外の方には知られていませんが、

同じ関西弁でも奈良には奈良の、大阪には大阪の、京都には京都の関西弁があります。

 

そんな奈良の方言、下記にまとめられています。

まぁ見てみて下さい。

dictionary.goo.ne.jp

 

はっきり言います。

このほとんどはもう使われていません。

 

いわゆる、古語や死語と言われるものが多数を占めています。

なので、リンク先から私が聞いたことある「生きている方言」をピックアップしてみました。

ずらずらっと書いていきます。

 

「いぬ(去ぬ)」

 意味:去る、帰る

 補足:老人が使います。若い人は使わないです。

 例文:そろそろ去ねやあほぅ。

 

「いらう」

 意味:触る、いじる

 補足:大阪の人も使いますね。

 例文:できもんいろうたら腫れるで?

 

「えらい」

 意味:ものすごい、大変

 補足:よく使いますが、ネガティブなニュアンスがあります。

 例文:あのblogえらい炎上しとるわぁ。

 

「おとろしい」

 意味:めんどくさい

 補足:関西でも奈良でしか通用しませんが、奈良では非常によく使います。

 例文:急に手伝えとかホンマおとろしいんやけど?

 

「こすい」

 意味:ずるい

 補足:小学生が良く言いますね。大人はあまり使わない印象です。

 例文:あいつのあーいうとこ、ほんまこっすいわぁ。

 

「せんど(千度)」

 意味:何度も

 補足:頻度は少ないですが、間違いなく聞いたことあります。

 例文:あの子千度言うても聞かんねん。もう知らんわ。

 

「つかえる」

 意味:詰まる、混雑する、並ぶ

 補足:行列ができた時、「人つかえてる」といいますね。

 例文:あの店人つかえとるから、別んとこ行こや。

 

「どやす」

 意味:殴る、起こる。

 補足:これ、標準関西弁だと思います。よしもと芸人結構言っていますし。

 例文:うーわ、あいつ先生にどやされとるやん。おもろ。

 

たった8個でしたね。

これ以外は現地でもあまり聞いたことがありません。

もしかしたら、人との接触が少ない山奥では聞けるかもしれませんが、

観光で奈良へ行く方は気にしなくても大丈夫です。

 

また、その内続編もやります。

 

奈良県のことば (日本のことばシリーズ)